男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝 クロアチア対アルゼンチン(クロアチア/ザグレブ、ハード)は26日にダブルスが行われ、
M・チリッチ(クロアチア)/
I・ドディグ(クロアチア)組が
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)/ L・マイェール組を7-6 (7-2), 7-6 (7-4), 6-3のストレートで下し、2005年以来11年ぶりの優勝に王手をかけた。
当初、ダブルスはF・スクゴール(クロアチア)/ ドディグとマイェール/
G・ペラ(アルゼンチン)組の予定だったが、両国のエースが出場。この日はチリッチ/ ドディグ組が主導権を握り、タイブレークの末に第1・第2セットを先取。第3セットは第6ゲームでブレークに成功し、ストレート勝ちをおさめた。
一方、アルゼンチンは崖っぷちに立たされ、初優勝するには最終日の27日にシングルスで2勝しなければいけない。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:M・チリッチ 6-3, 7-5, 3-6, 1-6, 6-2
F・デルボニス(アルゼンチン)・シングルス第2試合:
I・カルロビッチ(クロアチア) 4-6, 7-6 (8-6), 3-6, 5-7 J・M・デル=ポトロ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:M・チリッチ/ I・ドディグ 7-6 (7-2), 7-6 (7-4), 6-3 J・M・デル=ポトロ/ L・マイェール
【大会3日目】
・シングルス第1試合:M・チリッチ vs J・M・デル=ポトロ
・シングルス第2試合:I・カルロビッチ vs F・デルボニス
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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