女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は1日、予選ラウンドロビンのカメリア・ピオニー・ローズグループで各1試合が行われ、第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第9シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)、第12シードで主催者推薦の
Z・シュアイ(中国)が1勝をあげた。
女子テニスツアーには2つの最終戦がある。
1つは先日まで行われていたBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)で、この大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場出来る。今年は
D・チブルコワ(スロバキア)が世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)をストレートで破り、初のビッグタイトルを獲得した。
そして2つ目となるWTAエリート・トロフィーは、BNPパリバWTAファイナルズ・シンガポールに出場出来なかった上位選手たちが出場する。試合方式は4グループに分かれて総当たり戦を行い、各1位になった4選手が最終トーナメントへ進出し、優勝者を決める。
また、WTAエリート・トロフィーは2014年まで開催されていたトーナメント・オブ・ チャンピオンズ(ブルガリア/ソフィア)の後継大会。昨年初開催だった同大会では、
V・ウィリアムズ(アメリカ)が
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)をストレートで下して初代優勝を飾った。
各グループは以下の通り。
【アザレア】(1)
J・コンタ(英国)(8)
S・ストーサー(オーストラリア)(11)
C・ガルシア(フランス)【カメリア】(2)C・スアレス=ナバロ
(6)
T・バシンスキー(スイス)(12/WC)Z・シュアイ
(13)
T・バボス(ハンガリー)【ピオニー】(3)
P・クヴィトバ(チェコ共和国)(5)
R・ビンチ(イタリア)(9)B・ストリツォワ
【ローズ】(4)E・スイトリナ
(7)
E・ヴェスニナ(ロシア)(10)
K・ベルテンス(オランダ)
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