男子テニスの11月7日付ATP世界ランキングが発表され、BNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で大会初優勝を果たした
A・マレー(英国)は前回から200ポイント加算されて1つ上げ、
N・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて自身初の世界ランク1位へ浮上した。
マレーはBNPパリバ・マスターズでジョコビッチの準々決勝敗退、さらに準決勝で第4シードのM・ラオニチの棄権により決勝進出を果たし、念願のイギリス人選手初・自身初の1位へ上り詰めることが決まっていた。
29歳で初めて世界ランク1位になるマレーは、1974年に30歳で世界王者となったJ・ニューカム(オーストラリア)氏に次いで歴代2番目の年長選手。
2005年にプロ転向すると、2009年の8月17日に世界ランク2位を記録。2014年9月15日には12位まで順位を落とすも、2015年11月9日からは自己最高の2位の座を守り続けていた。
今後は13日からのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に出場し、初優勝を狙う。
11月7日付の男子ATP世界ランキングは以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント
■1位[ +1 ]…A・マレー
11,185ポイント(10,985ポイント)
■2位[ -1 ]…N・ジョコビッチ
10,780ポイント(12,900ポイント)
■3位[ - ]…
S・ワウリンカ(スイス)5,115ポイント(5,865ポイント)
■4位[ +1 ]…M・ラオニチ
5,050ポイント(4,690ポイント)
■5位[ -1 ]…
錦織圭4,705ポイント(4,905ポイント)
■6位[ +1 ]…
G・モンフィス(フランス)3,625ポイント(3,635ポイント)
■7位[ +3 ]…
M・チリッチ(クロアチア)3,450ポイント(3,100ポイント)
■8位[ -2 ]…
R・ナダル(スペイン)3,300ポイント(4,080ポイント)
■9位[ -1 ]…D・ティエム
3,215ポイント(3,250ポイント)
■10位[ +1 ]…
T・ベルディヒ(チェコ共和国)3,060ポイント(3,060ポイント)
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