男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス3回戦が行われ、4連覇と5度目の優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第14シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に4-6, 6-2, 6-3の逆転で勝利して4年連続のベスト8進出を果たし、世界ランク1位死守へ前進した。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<今大会の結果次第で、ジョコビッチは世界ランク2位後退の危機を迎えている。ジョコビッチが準決勝前に敗退し、第2シードの
A・マレー(英国)が決勝進出を果たした時点で世界ランク1・2位が入れ替わる。
この日はディミトロフに第1セットを先取されたが、第2セット以降は1度もブレークを許さず、2時間23分で勝利した。
準々決勝では、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは3回戦で第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)をストレートで下してベスト8進出を果たすと同時に、ツアー最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に2年ぶり2度目の出場を決めている。
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