- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

キリオス バスケ優先し大会欠場

ニック・キリオス
全米オープン練習時のキリオス
画像提供: tennis365.net
男子テニスで世界ランク14位のN・キリオス(オーストラリア)は、来年2月に行われるABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)へ出場せず、その時に行われるNBAのスター選手とのバスケットボールイベントへ出席するために、欠場する意向を明らかにしたと、英国の「BBC news」が報じた。

ABNアムロ世界テニス・トーナメントの主催者であり元男子世界ランク4位のR・クライチェック(オランダ)は、アメリカのニューオリンズで行われるそのバスケットボールイベントへ21歳のキリオスが出席出来るように、大会への出場契約を解約する形となった。

クライチェックは「キリオスは、プロとしての活動より、自身の趣味を優先としているようだ」とコメントを発表した。

キリオスは、先週行われた上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)の試合中に、明らかにやる気のないプレーをしたことに対して、男子プロテニス協会のATPから大会への出場を8週間禁止する処分が下された。

上海マスターズの前週には、楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)で優勝を飾る活躍をしていたキリオスだったが、上海マスターズ2回戦で予選を勝ち上がったM・ズベレフ(ドイツ)との試合では、ズベレフが返球したボールが自身のコートに到達する前にベンチへ向かって歩き出したり、観客へ暴言を吐いたりと問題になる行動をし、その試合は3-6, 1-6で敗れた。

キリオスは後に「本当に申し訳なかった」と謝罪のコメントを出すと同時に、その処分期間を利用して「コート上だけではなく、コート外での行いを改善させるつもりだ」と自身の見解を述べていた。

出場停止処分に加え25,000ドル(約260万円)の罰金も科されたキリオスは、2017年1月15日まで公式戦には出場できない。しかし、ATPはキリオスへスポーツ心理学者から専門的な治療を受ければ、11月7日にはツアーへ戻れる特別処置を設けている。

1996年にウィンブルドンを制したクライチェックは、キリオスの欠場を受けて今年の全米オープンを制したS・ワウリンカ(スイス)を大会のエントリーリストへ加えた。

「キリオスとの出場契約を続けたかった。彼が疲れていると、何を起こすか分からない。中国の時のようにね。そんなことはロッテルダムの大会で起きて欲しくはない。そのため、キリオスとの出場契約を止めることに至った。」とクライチェックはオランダのメディアへのインタビューで答えていた。

さらに「我々はトップ選手が大会へ集って欲しいと思っているし、キリオスはプロテニス選手としての活動より個人の趣味を優先させたいと思っているようだ。彼が毎週テニスに集中していたら、きっと半年もすると精神的に燃え尽きてしまうのかも知れない。彼には息抜きが必要なんだ。」と想いを語っていた。

キリオスはかつてバスケットボールをやっていて、オーストラリアのユースチームの代表でもあったと2015年6月に受けたインタビューで語っており、テニスよりバスケットボールの方が好きだとも語っていた。

もしバスケットボール選手としてのキャリアを持てたらと問われたキリオスは「そうしてたと思う」と答えていた。

「14歳の時はそうしようと思っていた。今でもたまにバスケットボールをすると、不思議な理由ではあるがまだ出来るのではと思ってしまう。もちろん実際は全く別のスポーツをしているけど。それが素直な気持ちだけど、残念ながらバスケットボール選手としてのキャリアは終わりを迎えてしまった。」とバスケットボールへの強い思いも語っていた。

ABNアムロ世界テニス・トーナメントは2017年2月13日から19日にかけて開催。バスケットボールのイベントであるNBAオールスター・ゲームは2月19日に行われる。






■関連ニュース■ 

・キリオス スポンサー契約打切
・キリオス 来季まで出場停止
・キリオス 減刑措置を否定
(2016年10月20日21時01分)

その他のニュース

11月23日

清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ (16時53分)

【1ポイント速報】清水悠太 横浜慶應チャレンジャー準決勝 (15時23分)

伊藤あおい 高崎OPでV王手 (14時56分)

SBCドリームテニスFinalに西岡参戦 (14時23分)

清水悠太、坂本怜下し4強 (13時03分)

45歳以上国別対抗戦、日本が準V (11時56分)

元複1位が38歳で引退決断 (9時28分)

オランダ 104年の歴史で初の決勝へ (8時15分)

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!