tennis365.netと週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そしてスペインのサバデル・テニスクラブが共同開催する「Road To Spain チャレンジカップ2016」の関西代表選手、瀧本怜央(立命館大学)が初のフューチャーズ挑戦について語った。
瀧本は現在立命館大学の2年生で、同校の体育会庭球部に所属している。高校は全国大会常連である関西高校(岡山)の出身。
今回『Road To Spain チャレンジカップ2016』に参加したきっかけについて「海外での試合出場に興味があったから」とコメント。
瀧本は今月27日に行われた、男子テニスツアーの下部大会にあたるITFフューチャーズのサバデルオープン(スペイン/サバデル、クレー、賞金総額1万ドル)のシングルス1回戦に出場。世界ランク1203位のM・ダイクハウゼン(オランダ)に5-7, 0-6のストレートで敗れた。
この試合、敗れはしたものの先にブレークに成功するなど健闘を見せた。
敗れるも健闘した瀧本
自身の試合でのプレーについて瀧本は、「フォアハンドでの攻撃やネットプレー、ラリーからのゲーム展開は通用した部分があった。高い打点で打つショットや、サービスが課題。守備力とサービス力を強化する必要がある。」と振り返った。
今回が初となった海外遠征については「異なるサーフェスでの戦い方、自分より優れた体格の相手の対応の仕方を学んだ良い機会になった。また、試合以外の面では食生活や環境(気温、気候)など海外におけるコンディショニングのコツを掴むことが出来た。」と明かした。
最後に、「学生大会での上位進出、フューチャーズ大会など国際大会に出場して勝てるように頑張りたい」と今後の目標を語った。
藤井と揃って初戦敗退となり、世界ランク入りを果たすことが出来なかったが、今後の瀧本の活躍に期待したい。
初開催となった2014年は、関東から
高畠寛(日本)(立教大学)と関西から
竹元佑亮(日本)(関西大学)が挑戦。ドロー抽選の結果、偶然にも1回戦で両者が対戦することになり、竹元が日本人対決を制して自身初となるATPポイントを1ポイント獲得した。
第2回大会は関東から村上彰啓(法政大学)、関西から前川隼(神戸学院大)がスペインに挑戦するも、共に1回戦で敗れてポイント獲得とはならなかった。
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