男子テニスツアーのシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード、ATP250)は27日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場の19歳
サンティラン晶(日本)は世界ランク77位の
I・セルバンテス(スペイン)に2-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、ツアー初勝利とはならなかった。
この試合、サンティランは2度のブレークを許して第1セットを落とし、続く第2セットではセルバンテスに与えた2度のブレークチャンスをしのいでタイブレークまで持ちこむも、最後はポイント連取を許して1時間18分で敗れた。
世界ランク232位のサンティランは、東京生まれでオーストラリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。以前はオーストラリアに国籍を置いていたが、現在は日本に変更。昨年の全豪オープンジュニアのシングルスではベスト4進出。同年のウィンブルドンジュニアのダブルスでは準優勝を飾った。
一方、勝利したセルバンテスは第8シードの
J・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦する。ヴェセリは、同日の試合で
P・アンドゥハル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会には日本勢から
西岡良仁(日本)が出場しており、1回戦では第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
■関連ニュース■
・19歳サンティラン晶 急浮上・サンティラン 錦織に続く気質・サンティラン晶 ツアー初出場