リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は大会初日の6日、テニスの男女シングルス・ダブルス1回戦が行われ、第4シードの
錦織圭、
杉田祐一、
ダニエル太郎、
土居美咲/
穂積絵莉組が勝利し、日本勢が好発進した。
>>男子シングルス対戦表<<この日、錦織は世界ランク33位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-2, 6-4のストレートで下し、危なげなく初戦突破を果たした。
2回戦では
J・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。ミルマンは1回戦で
R・ベランキス(リトアニア)を6-0, 6-0のダブルベーグルで下しての勝ち上がり。
ダニエル太郎は第14シードの
J・ソック(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破る番狂わせ、杉田は
B・ベイカー(アメリカ)に5-7, 7-5, 6-4の逆転で勝利して見事初戦突破。
ダニエル太郎と杉田は今大会に出場予定ではなかったが、
R・フェデラー(スイス)らが欠場を表明したため、繰り上がりでオリンピック初出場が決まっていた。
2回戦でダニエル太郎は
K・エドモンド(英国)、杉田は第15シードの
G・シモン(フランス)と対戦する。
日本テニスのシングルスで最後のメダル獲得は1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)で、その時は
熊谷一弥が銀メダルを獲得した。
また、土居/ 穂積組は今年の全仏オープンを制した第2シードの
C・ガルシア(フランス)/
K・ムラデノヴィック(フランス)組を6-0, 0-6, 6-4のフルセットで破る金星をあげ、初戦突破を果たした。
2回戦は
D・カサキナ(ロシア)/
S・クズネツォワ(ロシア)組と対戦する。
大会2日目は日本勢から土居と
日比野菜緒が女子シングルス1回戦に挑む。男子シングルスには第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードの
A・マレー(英国)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)らが登場する。
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