【現地レポート】テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、第6シードのM・ラオニチは決勝戦へ向けて現地11時からコート5で、コーチの
C・モヤ(スペイン)と
J・マッケンロー(アメリカ)の3人で調整したが、雨により約30分で切り上げた。
>>マレーvsラオニチ1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<決勝では第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。過去はラオニチの3勝6敗。前哨戦のAEGON選手権決勝では逆転で敗れた。
ラオニチは、今年1月に1998年の全仏オープンを制した元王者のモヤ、さらに全仏オープン後には元世界ランク1位のマッケンローをコーチとして迎えている。
今大会は4回戦で第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)に2セットダウンからの大逆転勝利、準々決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を破った第28シードの
S・クエリー(アメリカ)にセットカウント3-1、準決勝では大会7度の優勝を誇る第3シードの
R・フェデラー(スイス)との死闘を制し、グランドスラム初の決勝進出を決めた。
ラオニチが優勝すると、カナダ人では男女を通じて四大大会初のタイトル獲得となる。
【マレーvsラオニチ 過去の対戦成績】<2016年>
AEGON選手権決勝 A・マレー 6-7 (5-7), 6-4, 6-3 M・ラオニチ
モンテカルロ・マスターズ準々決勝 A・マレー 6-2, 6-0 M・ラオニチ
全豪オープン準決勝 A・マレー 4-6, 7-5, 6-7 (4-7), 6-4, 6-2 M・ラオニチ
<2015年>
ムチュア・マドリッド・オープン準々決勝 A・マレー 6-4, 7-5 M・ラオニチ
<2014年>
ATPツアーファイナル予選 A・マレー 6-3, 7-5 M・ラオニチ
BNPパリバ・オープン4回戦 M・ラオニチ 4-6, 7-5, 6-3 A・マレー
<2012年>
楽天ジャパン・オープン準決勝 M・ラオニチ 6-3, 6-7 (5-7), 7-6 (7-4) A・マレー
全米オープン4回戦 A・マレー 6-4, 6-4, 6-2 M・ラオニチ
W&Sマスターズ3回戦 M・ラオニチ 棄権 A・マレー
バルセロナ・オープン準々決勝 M・ラオニチ 6-4, 7-6 (7-3) A・マレー
マイアミ・オープン3回戦 A・マレー 棄権 M・ラオニチ
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