男子テニスのツアー大会であるAEGONノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATP250)は22日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
M・バグダティス(キプロス)が昨年準優勝を飾った第5シードの
S・クエリー(アメリカ)を1-6, 7-6 (8-6), 6-4の逆転で下し、ベスト8進出を決めた。
この試合、1度もブレークチャンスを握れずに第1セットを落としたバグダティスは、第2セットで粘りを見せ、両者サービスキープのままタイブレークに突入。接戦の中でポイント連取に成功したバグダティスがこのセットを取り、勝敗はファイナルセットへ。
その後、勢いに乗ったバグダティスはクエリーに1度のブレークを許すも、自身は2度のブレークに成功し、1時間50分で勝利を手にした。
バグダティスはクエリーに2連勝し、対戦成績を2勝3敗とした。
準々決勝では、第2シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦。クエバスは、同日の2回戦で
D・エヴァンス(英国)を下して準々決勝へ駒を進めている。
世界ランク40位のバグダティスは今大会、初戦となる2回戦で
E・ドンスコイ(ロシア)を下しての勝ち上がり。昨年は
D・フェレール(スペイン)、
A・ズベレフ(ドイツ)らを下し、
D・イストミン(ウズベキスタン)との準決勝で途中棄権した。
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