男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)や第3シードのM・ラオニチらがベスト4進出を決めた。
>>AEGON選手権 対戦表<<トップハーフのマレーは、主催者推薦で出場の
K・エドモンド(英国)と対戦。第1セットを先取したマレーだったが、第2セットでは調子を上げてきたエドモンドに攻め込まれ、セットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットでは主導権を握ったマレーがエドモンドに1度もブレークを許さず、2度のブレークに成功。6-4, 3-6, 6-1のフルセットで勝利した。試合時間は1時間50分。
準決勝では、第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは、同日の試合で
S・ジョンソン(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
一方、ボトムハーフのラオニチは、第6シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対決。ラオニチは自身の持ち味であるサービスで主導権を握り、バウティスタ=アグを寄せつけない試合を展開。最後は、トータルで19本目のサービスエースを叩き込み、6-1, 6-4のストレートでベスト4進出を果たした。
準決勝では、世界ランク22位の
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。トミックは、同日に
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-5), 4-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。この試合、トミック側のベンチには今年の全豪オープンで現役を引退した元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)の姿が見られた。
また芝のコートは滑りやすく、今回の試合でもマレーやトミックが足を滑らせて転倒する場面があった。
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