テニス腐敗防止委員会(TIU)が31日に明かしたところによると、今年の全豪オープンで行われたミックスダブルスの試合で、不可思議な賭けが行われたと報告された試合について八百長の疑いが掛けられていたが、その証拠は何も見つからなかったとメールで伝えていた。
TIUからメールで送られた声明によると、スポークスマンであるM・ハリソンは「その疑いが掛けられた試合に関与した選手に、これ以上の捜査は行われない。」と語られた。その試合では、
L・クボット(ポーランド)/
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)組が
D・マレーロ(スペイン)/
L・アルアバレナ(スペイン)組を下していた。
その声明では「TIUの調査は腐敗行為を根絶するためだけではなく、選手達を証拠もない疑いから守るためのもの」と加えられていた。
ウォール・ストリート・ジャーナルが最初にこのTIUの調査結果を報道していた。
1月に行われた全豪オープンでは、BBCとバズフィード・ニュースがテニス関係機関で八百長の可能性の証拠について、調査を怠った事例があったと暴露したことでテニス界に暗雲が立ち込めていた。
(STATS - AP)
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