テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、2連覇を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第26シードの
K・ムラデノヴィック(フランス)を6-4, 7-6 (12-10)のストレートで下し、2年連続のベスト16進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、セリーナは第10ゲームでブレークに成功して第1セットを先取。第2セットは9度のブレークチャンスを活かせずタイブレークへ。しかし、ここで雨が強くなり、試合は一時中断。
再開後はタイブレークでセリーナは3ポイントを先制されるも、その後集中力を取戻して挽回に成功。最後はムラデノヴィックのフォアハンドのミスで、試合に終止符が打たれた。
4回戦では、第18シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。スイトリナは3回戦で、第14シードの
A・イバノビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
今シーズン、セリーナは怪我などで大会欠場が続くも、5月のBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア5)で、昨年8月のシンシナティ以来約9カ月ぶりの優勝を果たした。
昨年の全仏オープンは決勝で
L・サファロバ(チェコ共和国)を下して大会3度目の優勝を飾ったセリーナは、今大会で初の全仏連覇に挑む。セリーナにとって、全仏オープンが唯一連覇をしたことがないグランドスラムとなっている。
また、今大会は姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)とダブルスにも出場しており、同日の女子ダブルス2回戦で
V・ディアチェンコ(ロシア)/
G・ウォスコボエワ(カザフスタン)組と対戦予定。
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