男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1・2回戦が行われ、第6シードの
錦織圭が世界ランク24位の
V・トロイキ(セルビア)を5-7, 6-2, 6-3の逆転で下して初戦突破を果たし、トップハーフ(対戦表の上半分)でベスト16進出1番乗りを決めた。
>>BNLイタリア国際 対戦表<<今大会は上位8シードが1回戦免除のため、この日が初戦だった錦織。第1セットを落とすも、セット間で薬の飲むなど体調面の不安が心配される中で第2・第3セットを連取し、逆転で初戦突破を果たした。
トロイキは1回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)を下しての勝ち上がりだった。
3回戦で錦織は、第11シードの
R・ガスケ(フランス)と
A・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。
上位シード勢が順当に勝ち上がると、準々決勝で
R・フェデラー(スイス)、準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)か第5シードの
R・ナダル(スペイン)のどちらかと対戦する組み合わせとなっている。
この日、その他では世界ランク26位の
P・コールシュライバー(ドイツ)が予選勝者の
I・セルバンテス(スペイン)に勝利。2回戦ではナダルと顔を合わせる。過去の対戦でコールシュライバーはナダルに1勝12敗と大きく負け越している。
また、世界ランク48位のN・マウ―と予選勝者で同103位のS・ロバートも2回戦進出を決めた。
■関連ニュース■
・ガバ、錦織は「長く続かない」・ジョコ 錦織との準決勝語る・本音「錦織と戦わなくて済む」