男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、 クレー、ATP250)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードで世界ランク40位の
F・デルボニス(アルゼンチン)が同99位の
M・チェッキナート(イタリア)を6-2, 6-2のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得したデルボニスは1度もブレークを許さず、自身は4度のブレークに成功し、1時間8分で準決勝進出を決めた。
現在25歳デルボニスは、今年3月のBNPパリバ・オープンで
A・マレー(英国)を下す金星でマスターズ自身初の16強入り。その後、4月上旬に行われたハッサン2世グランプリでは決勝で
B・チョリッチ(クロアチア)を下し、約2年ぶりのタイトルを獲得した。
準決勝では世界ランク72位の
L・プイユ(フランス)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
同日の準々決勝でベスト4が出揃い、デルボニスらと反対側のトップハーフ(対戦表の上半分)では、第4シードで世界ランク37位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と同86位の
F・ベルダスコ(スペイン)が勝ち上がっている。
今大会、世界ランク85位の
ダニエル太郎(日本)が出場していたが、第7シードの
P・ロレンジ(イタリア)に敗れ、2回戦敗退となった。
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