男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)は21日、シングルス3回戦が行われ、大会史上3人目の3連覇を狙う第2シードの
錦織圭が第13シードの
J・シャーディ(フランス)を下し、3年連続の準々決勝進出。その他、第1シードの
R・ナダル(スペイン)、第6シードの
B・ペール(フランス)らが勝利し、ベスト8が出揃った。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<錦織は強力なストロークとドロップショットなど緩急をつけたテニスでシャーディを圧倒し、6-3, 7-5のストレートで勝利。
準々決勝では第11シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。両者は今回が5度目で過去は4連勝。直近は3月のマイアミ・オープンの3回戦で顔を合わせ、その時は錦織が完勝している。
また、錦織と同じボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置し、準決勝で錦織と対戦する可能性がある第6シードのペールは、クレー巧者の第9シードの
P・クエバス(ウルグアイ)をストレートで下して8強入り。準々決勝は
A・ズベレフ(ドイツ)を下した
M・ジャジーリ(チュニジア)との対戦する。
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで過去に8度の優勝を誇り、9度目のタイトル獲得を狙う第1シードのナダルは主催者推薦枠で出場の
A・モンタネス(スペイン)にストレートで勝利。
準々決勝は昨年の同大会で敗戦を喫した
F・フォニュイーニ(イタリア)と顔を合わせる。両者は今回が10度目の対戦で、通算ではナダルが6勝3敗と勝ち越しているが、昨シーズンに3敗するなど苦戦を強いられている。
■関連ニュース■
・ナダル 昨年の雪辱晴らせるか・錦織 準々決勝「面白い試合に」・錦織 ギャグで複出場を報告