男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、第13シードの
G・モンフィス(フランス)が第8シードの
JW・ツォンガ(フランス)との同胞対決を6-1, 6-3のストレートで制し、マスターズ大会初優勝まであと1勝と迫った。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<これまでのマスターズ大会で2度決勝へ進出しているモンフィス。それはいずれも地元フランスのパリ・マスターズで、2009・2010年に準優勝を飾った。
決勝戦では、モンテカルロ・マスターズで8連覇を成し遂げている第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準決勝で、第2シードの
A・マレー(英国)を2-6, 6-4, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
「大きな大きな試合になるだろう。彼を倒すには沢山のリスクを負う必要がある。同時に、多少の幸運もなければ。」と語るモンフィスは、これまでナダルに2勝11敗と大きく負け越している。
モンテカルロ・マスターズで最後に優勝したフランス人選手は、2000年の
C・ピオリーヌ(フランス)。それ以来の優勝を狙うモンフィスだが、クレーコートではナダルに4戦全敗と勝利したことがない。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・錦織 モンフィス戦「ボーッとしていた」・「イライラ」してナダルに敗退・錦織 連敗ガスケらとの可能性