男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、ラッキールーザーで出場の
M・グラノジェルス(スペイン)が世界ランク54位の
A・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下し、ベスト16進出を果たした。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<この試合、ファーストサービスの入りが28パーセントと苦しむズベレフから3度のブレークに成功し、第1セットを先取したグラノジェルス。第2セットではズベレフに挽回を許してセットカウント1-1とされるも、ファイナルセットは競り勝ち、2時間27分で3回戦進出を決めた。
世界ランク54位のグラノジェルスは今大会予選に挑むも、予選決勝で
D・ヒメノ=トラベール(スペイン)に敗れて本戦出場を逃す。しかし、第7シードの
D・フェレール(スペイン)が初戦を前に棄権を表明し、ラッキールーザーでの出場権を獲得した。
グラノジェルスは世界ランキングでの自己最高は19位。ツアー大会では4度のタイトルを獲得している。
3回戦では第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。両者は3月のマイアミ・オープンでも対戦し、その時はゴファンがストレートで勝利している。
一方、敗れたズベレフは現在18歳で将来を大きく期待されている選手。3月のBNPパリバ・オープンでは4回戦で
R・ナダル(スペイン)からマッチポイントを握る健闘を見せ、試合後には「将来世界1位にも成り得る選手だ」と評された。
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