男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、クレー、ATP250)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードで19歳の
B・チョリッチ(クロアチア)が世界ランク63位の
P・H・マチュー(フランス)を6-7 (6-8), 6-3, 6-4の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
今大会は上位4シードは1回戦免除のため、チョリッチは2回戦からの登場で、2回戦の相手だった
S・ボレッリ(イタリア)が試合前に棄権したため、チョリッチは準々決勝が初戦となった。
この試合、第1セットを落としたチョリッチだったが、第2セット以降は1度もブレークを許さず、3時間6分のロングマッチを制して4強入りを決めた。
準決勝では第8シードの
J・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦する。両者は2月のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権で1度だけ対戦し、その時はチョリッチが勝利している。ヴェセリは準々決勝で第1シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を下しての勝ち上がり。
その他の準々決勝では、第4シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)、世界ランク123位の
A・モンタネス(スペイン)が準決勝進出を決め、ベスト4が出揃った。
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