男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は19日、ダブルス決勝が行われ、第7シードの
PH・エルベール(フランス)/
N・マウー(フランス)組が第6シードの
J・ソック(アメリカ)/
V・ポスピシル(カナダ)組を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで下し、優勝を果たした。
この試合、エルベール/ マウー組はファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得して主導権を握り、1度もブレークを許さずに1時間20分で栄冠を獲得した。
エルベールは今大会のシングルスで予選を勝ち抜き本戦出場を果たすも、1回戦で同じく予選勝者のV・コヴァリク(スロバキア)にフルセットの末に敗れ、初戦敗退となっていた。
昨シーズン、エルベールはダブルスで全豪オープン準優勝、全米オープンでは優勝を飾るなど大きな飛躍を遂げた。今シーズンは1月の全豪オープンで予選を勝ち上がり、グランドスラム自己最高の3回戦進出など、シングルスでも結果を残している。
昨年12月のIPTL「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」日本ラウンドでは
錦織圭とダブルスを組んで出場。
当時、錦織は「リターンも上手いですし、ボレーも上手い。とてもリーチが長くて、少し変わったフォームで打つから、近くで見てすごく上手いなと思いました。」と絶賛していた。
一方、敗れたソック/ ポスピシル組は昨年のBNPパリバ・オープン男子でマスターズ大会初優勝を果たしており、今大会は2連覇をかけての戦いだった。
またシングルスでは、ソックは第11シードの
D・ティエム(オーストリア)に敗れて3回戦敗退。ポスピシルは2回戦で第16シードの
G・シモン(フランス)に敗れて2回戦敗退となっていた。
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