男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー)は19日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードで世界ランク19位の
D・ティエム(オーストリア)が昨年覇者で第2シードの
D・フェレール(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで破り、2大会連続のベスト4進出を果たした。
両者初の対戦となったこの試合、ティエムはフェレールに1度のブレークを許すも、自身は2度のブレークに成功して第1セットを先取。その後、主導権を握ったティエムはファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得してフェレールに1度もブレークチャンスを与えずに1時間13分で勝利した。
準決勝では、世界ランク71位の
G・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。
現在22歳のティエムは、今シーズン開幕戦のブリスベン国際で4強入りを果たし、
R・フェデラー(スイス)との初対戦が実現。その後、全豪オープンではキャリアハイとなる3回戦進出を果たした。
前週のアルゼンチン・オープンでは準決勝でクレー王者の
R・ナダル(スペイン)を破り、決勝で元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)を下してキャリア通算4度目の優勝を果たした。これまでに獲得したタイトルはいずれもクレーコートの大会となっている。
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