男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
D・フェレール(スペイン)が
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、順当にベスト8入りを決めた。
フェレールは準々決勝で
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。ティエムは先週行われたアルゼンチン・オープンの準決勝で、今大会に第1シードで出場している
R・ナダル(スペイン)を接戦の末に破り、決勝戦では
N・アルマグロ(スペイン)を下して自身4度目の優勝を飾っていた。
22歳のティエムは、クレーコートを得意とするATPツアーでも期待の若手。
フェレールは「彼(ティエム)はとても素晴らしい選手。若いし自信に満ちてプレーしている。確実にトップ選手になるだろう。彼のテニスは好きだし、明日の彼との試合は厳しいものになるはず。勝つためには自分もベストのプレーをしなければならない。」とティエムとの対戦に気を引き締めていた。
大会が始まってからの3日間は悪天候によりスケジュールが崩れ、この日のフェレールの試合は午後の一番暑い時間帯に組まれていた。高い湿度と35度になった気温で息苦しいほどだった。
「とても厳しい状態での試合。こんな状況で試合をしなければならないのは、本当に難しいこと。」と、体力には自信のあるフェレールでさえ、苦しい本音を明かしていた。
(STATS - AP)
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