男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー)は16日、シングルス1回戦が行われ、第5シードで世界ランク19位の
D・ティエム(オーストリア)が同62位の
P・アンドゥハル(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得したティエムが主導権を握り、3度のブレークに成功。1時間35分で初戦突破を決めた。
世界ランクトップ20で最年少プレイヤーとなる現在22歳のティエムは今シーズン開幕戦のブリスベン国際ではベスト4に進出し、
R・フェデラー(スイス)との初対戦が実現した。その後、全豪オープンではキャリアハイとなる3回戦へ進出を果たした。
前週のアルゼンチン・オープンでは準決勝で土の王者
R・ナダル(スペイン)を破り、決勝へ進出。勢いそのままに決勝で元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)を下し、キャリア通算4度目の優勝を果たした。これまでに獲得したタイトルはいずれもクレーコートで行われた大会となっている。
2回戦では
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と顔を合わせる。シュワルツマンは1回戦で主催者推薦で出場の
J・ソウザ(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第1シードのナダル、第2シードの
D・フェレール(スペイン)、第5シードのティエムらが順当に2回戦へ駒を進める中、第6シードの
J・ソック(アメリカ)と第8シードの
T・ベルッチ(ブラジル)は初戦で姿を消した。
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