5日、東京の有明コロシアムでテニスのプレー映像や各種データを記録・解析することで、競技力向上に必要なデータを提供するシステム「PlaySight」の初上陸を記念した記者会見が行われた。
この会見にはスタッツ・ジャパンの山崎恵司取締役社長、橋本総業株式会社の橋本政昭代表取締役社長、公益財団法人 吉田記念テニス研修センターの
吉田和子(日本)会長が出席。
主催は「PlaySight」の日本販売代理店のスタッツ・ジャパン株式会社、全日本テニス選手権の特別協賛を務める橋本総業株式会社、日本で初めて「PlaySight」を設置する公益財団法人 吉田記念テニス研修センターの3社にて行われる。
【「PlaySight」とは】
イスラエルのPlaySight社が開発したテニスのプレー映像や各種データを自動的に記録して解析するシステム。コートの周囲に設置された6台のカメラでプレーを自動撮影し、先取やボールの動きを追跡(トラッキング)。KIOSKとよばれるコートの横に設置したオンラインでの利用が可能。
PlaySight社には男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が出資しており、テニスの競技力向上に効果があるとして、欧米やアジアを中心に急速に利用が広がっている。費用はコート1面で約200万円。
1.選手(最大4人まで)とボールの動きをトラッキング
2.ウエアやラケットに何も取り付ける必要がない
3.球速、回転、走行距離、消費カロリー
4.プレー映像のライブ配信
5.インターネットさえあれば、いつでもどこでも
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