男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は4日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
D・フェレール(スペイン)が第2シードの
F・ロペス(スペイン)を7-5, 7-5のストレートで下して今季4度目のタイトルを獲得した。
決勝戦、フェレールは第1セットでファーストサービスを86パーセントと高い確率で入れてロペスを圧倒し、2度のブレークに成功してこのセットを先取。第2セットでは両者サービスキープが続く接戦となるも、その均衡を破ったフェレールが攻めきり1時間33分で勝利を手にした。
両者は今回15度目の対戦で、フェレールが勝利したことにより対戦成績を9勝6敗とした。
世界ランク8位のフェレールは今年の上半期で3度の優勝を飾っており、全仏オープンではベスト8入りを果たしている。しかし、ウィンブルドンは肘の怪我により欠場を余儀なくされ、その後の大会では思うような結果が出せていなかった。
フェレールはこの後、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)や同7位の
R・ナダル(スペイン)が出場するチャイナ・オープン男子に第4シードで出場予定となっている。
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