- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダル「ストロークに問題」

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第8シードのR・ナダル(スペイン)が第32シードのF・フォニュイーニ(イタリア)に6-3, 6-4, 4-6, 3-6, 4-6の逆転でまさかの敗退を喫し、グランドスラムで2セット連取してから初めての逆転負けとなった。

>>全米オープン対戦表<<

2004年以来グランドスラムのタイトルを1つも獲得できないシーズンとなったナダルは「つまりそれは、この10年間自分がどれほど素晴らしいプレーをしてきたかと言うこと。」と、かつてはどんなボールにも食らいつき常に勝利を手にしてきたナダルは、冷静にこれまでを振り返った。

試合が終わったのは現地時間の深夜午前1時30分になろうとしていた。この3回戦敗退で、今季のナダルのグランドスラムは、全豪オープン・全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンで2回戦敗退に続くものとなった。

フォニュイーニ戦では、2セットを連取し第3セットもゲームカウント3ー1とリードし試合の主導権を握っていた。

この優位な状況を維持できなかったナダル。同時に、よりリスクを犯すショットを打ち始めたフォニュイーニは、そのショットが思うところに入り始め、結果的にナダルの30本の倍以上である70本のウィナーを記録することとなった。そして、フォニュイーニは「攻撃する必要があった。」と試合中の気持ちを表していた。

対戦相手にこれだけのウィナーを決められたことについて問われたナダルは「きっと自分の動きが遅くなったのさ。」と笑いながら冗談半分に答えていた。

両者は激しいストローク戦を繰り広げ、コートの隅々まで走り回り、3時間半を越える試合を展開。アーサー・アッシュ・スタジアムに訪れた観客を大いに沸かせた。そして、その観客の中には男子プロゴルファーのタイガー・ウッズの姿もあった。

第5セットだけでも52分を要したそのセットは、試合の流れが二人の間を行き来していた。両者は危なげなくサービスをキープし、ゲームカウント1ー1となると、その後は7ゲーム連続でのブレーク合戦となった。

そして、フォニュイーニがゲームカウント5ー4とリードした第10ゲームで、久々のサービスキープをすると同時に試合に終止符が打たれた。

試合後の記者会見にナダルが姿を見せたのは、現地時間の深夜午前2時30分頃、試合終了から約1時間後のことだった。ナダルは記者に向かって、今年は自分の年ではないと言うことを受け入れざるを得ないと語っていた。

以前は世界ランク1位にまで上り詰めたナダルだったが、今季は一時期 約10年ぶりに世界ランク10位まで落ちていた。そして、現在29歳のナダルは公の場で自信をなくしていることを口にもしていた。

「自分の悪いところは、これまでの数年間でしてきたプレーから比べて、より悪いプレーをしているということ。それだけさ。」と語るナダルは、これまでの14回のグランドスラム優勝のうち2回は全米オープンで飾っている。

しかし、その中でも「しばらくの間失っていた、最後まで戦い抜く気持ちを持てたことを認めて、それには嬉しく思う」と、前向きな姿勢を見せていた。

同時に、自身のストロークに問題があるとも認めていた。特にフォアハンドに十分なスピンがかかっておらず、常にボールが浅くなってしまうということだった。

「理解するのも説明するのも簡単だが、それを直すのは難しい。でもそうするように練習するだけ。」と、ナダルは前を向いて答えていた。

一方、大逆転勝利を飾ったフォニュイーニは「確実に信じられない試合だった。お互いにとって死闘だった。」と、試合を振り返った。

また「彼(ナダル)を相手に2セットダウンからの勝利は、本当に信じられない。まさにメンタルの勝利。」と、自分自身を称賛していた。

現在28歳のフォニュイーニは、全米オープンで自身初、更にイタリア人男子ではD・サングイネッティ(イタリア)以来 約10年ぶりの4回戦進出を果たした。

(STATS - AP)

アディダス

アディダス


■関連ニュース■ 

・ナダル 死闘の末に大逆転負け
・ナダル撃破「信じられない」
・全米OP 棄権13名歴代最高
(2015年9月5日21時12分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月5日

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

5月3日

清水悠太 7時間待機も雨天順延 (22時51分)

アルカラス 全仏OP前哨戦を欠場 (20時58分)

大坂なおみ 小雨の中クレーで調整 (20時00分)

負傷で今後に暗雲「MRIで確認を」 (19時04分)

世界21位 チャレンジャー初戦敗退 (17時30分)

「ビッグ3との対戦成績を聞くと...」 (16時26分)

連覇かリベンジか 決勝は頂上決戦に (15時18分)

マドリッド4強 誰が優勝でも初制覇に (14時09分)

相手棄権で4強も「苦しんでいるのを見るのは…」 (12時11分)

昨年女王が逆転勝ち 連覇に王手 (10時29分)

2年連続決勝へ 昨年のリベンジなるか (9時00分)

メド途中棄権 4強に上位4シード不在 (7時31分)

望月慎太郎 第3シードに善戦も敗退 (2時30分)

【1ポイント速報】西岡良仁&望月慎太郎 2回戦 (1時40分)

西岡良仁 激闘の末敗れ8強ならず (1時37分)

5月2日

約2年ぶりトップ3陥落の可能性 (19時26分)

17歳の快進撃止め昨年女王が4強 (18時33分)

クレー採用後で初の米国人4強 (17時31分)

憧れていては勝てない 一石投じる (12時27分)

逆転負けで大暴れ!ラケット破壊&握手拒否 (11時16分)

不調から復活、アルカラス撃破 (9時30分)

シナー棄権「痛みが増した」 (8時30分)

アルカラス敗退 3連覇ならず (7時44分)

【動画】大坂なおみ イタリア国際の会場で練習 (0時00分)

【動画】レヘチカ 苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!