テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の31日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝を飾った第4シードの
錦織圭(日本)を6-4, 3-6, 4-6, 7-6 (8-6), 6-4のフルセットで撃破した世界ランク41位の
B・ペール(フランス)が、試合後のインタビューで今回の対戦を振り返った。
>>全米オープン対戦表<<WOWOWの中継で、試合後ペールは「相当嬉しいです。」と喜びを語った。
両者は通算3度目の対戦で、今回の勝利はペールにとって初めての勝利だった。
「今日は非常に良いテニスだった。」と語るように、ペールは得意のバックハンドとドロップショットを巧みに使い、錦織にプレッシャーを与え続け、錦織にとって「戦いづらい」試合を展開した。
第1セットを先取したペールであったが、中盤から調子を上げてきた錦織に対応出来ず第2・第3セットを落としてしまう。「少し辛い部分はあった。」と自身の心境を語っていた。
第4セットでは、錦織に2度のマッチポイントを与えるも、崖っぷちの状態でマッチポイントを2度しのいでタイブレークへ持ち込んだ。
さらに、ペースを崩した錦織の隙を見逃さなかったペールは、タイブレークを8-6でとり2セットオールに。ペール自身も「錦織のマッチポイントをしのいだのが本当に大きかった。」と話していた。ファイナルセットでは、流れを掴んだペールが攻め立てて最後はサービスエースで勝利を手にした。
また、インタビューの最後には「観客の皆さん、応援ありがとう。」と、感謝の気持ちを述べてコートを去っていった。
ペールは、2回戦で世界ランク84位の
M・イルハン(トルコ)と対戦する。
(引用元WOWOW)
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