女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/トロント、ハード)は12日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第7シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)、第8シードの
G・ムグルサ(スペイン)が初戦となる2回戦で敗れ、早期敗退を喫した。
今大会の上位8シードは1回戦免除のため、この試合が初戦だった。
第3シードのクヴィトバは、初戦から元女王
V・アザレンカ(ベラルーシ)と厳しい対戦を強いられ、2-6, 3-6のストレートで敗退。
第4シードのウォズニアキは18歳の
B・ベンチッチ(スイス)と対戦し、5-7, 5-7のストレートで敗れて初戦で姿を消した。
今年の全仏オープンで、グランドスラム初の決勝進出を果たした第7シードのサファロバは、世界ランク40位の
D・ガブリロワ(ロシア)と対戦。6-4, 5-7, 5-7の逆転を許し、2時間27分の接戦の末に敗れることとなった。
さらに、ウィンブルドンでスペイン勢では1996年の
A・サンチェス=ビカリオ(スペイン)以来19年ぶりの決勝進出を果たした第8シードのムグルサが登場するも、予選勝ち上がりの
L・ツレンコ(ウクライナ)に5-7, 1-6のストレートで敗れて3回戦進出を逃し、上位シード勢が3回戦進出を前に姿を消した。
一方、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第5シードの
A・イバノビッチ(セルビア)、第6シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第13シードの
A・ケルバー(ドイツ)らは順当に勝ち上がっている。
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