女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は3日、 シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝の
奈良くるみ(日本)は世界ランク70位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)に6-4, 4-6, 6-7 (4-7)と逆転を許し、まさかの初戦敗退を喫した。試合時間は2時間56分だった。
両者は今回が2度目の対戦となり、奈良とプチンセワの対戦成績は0勝2敗となった。
この試合、第1セットで奈良はプチンセワに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開し、1ブレークに成功して先行する。
しかし、第2セットからサービスの調子を上げてきたプチンセワに1度ブレークを許してしまい、セットカウント1-1にされる。
勝敗がかかる第3セット、両者1ブレークに成功してタイブレークとなり、タイブレークの4-7で奈良が2時間56分の接戦を落として初戦敗退となった。
昨年の同大会決勝で、元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)に敗れるも準優勝を飾った奈良は、その後発表の世界ランキングで33位を記録していた。
しかし、今週発表の世界ランキングでは、前回から13下げて74位に後退。今回の初戦敗退でさらに世界ランクが下がることが予想される。
また、今大会の予選には
桑田寛子(日本)と
穂積絵莉(日本)が出場していたが、共に予選1回戦で敗退。ダブルスの本戦では、
青山修子(日本)/ 穂積組が1回戦突破している。
■関連ニュース■
・奈良「すごくアウェー」制す・反省の奈良、課題残る・奈良くるみ 元2位に1歩及ばず