男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は1日、シングルス予選1回戦が行われ、日本勢では予選第10シードの
西岡良仁(日本)と
仁木拓人(日本)が本戦まで1勝に迫ったが、予選第12シードの
杉田祐一(日本)は敗れて本戦入りを逃した。
予選第10シードの西岡は、元世界ランク15位で32歳の
R・ジネプリ(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、予選決勝に駒を進めた。
両者は今年4月の下部大会であるサバンナ・チャレンジャーで対戦しており、その時は西岡がストレートで下していた。
ATPツアーで西岡は、今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで予選を勝ち抜きツアー初の本戦入り。本戦では
M・マトセビッチ(オーストラリア)らを下し、初出場にして初のベスト8進出を果たした。今回はツアー2度目の本戦入りを狙う。
仁木はS・バンゴウラ(アメリカ)を6-3, 6-7 (4-7), 7-6 (9-7)と3時間を超える接戦の末に勝利し、西岡と同様に本戦入りまであと1勝に迫った。
しかし、予選第12シードの杉田はE・クイグリー(アメリカ)に3-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、本戦出場とはならなかった。
杉田は先日のホール・オブ・フェーム選手権に出場し、1回戦で元世界ランク43位の
R・ハリソン(アメリカ)を撃破して2回戦進出を決めるも、
R・ラム(アメリカ)に敗れて8強入りを逃した。
さらにその後、クラロ・オープン・コロンビアに出場した杉田は、2回戦に駒を進めるも2回戦で
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)に敗れ、またも準々決勝進出とはならなかった。
また、今大会の本戦には第2シードに
錦織圭(日本)と
添田豪(日本)が出場しており、錦織は初戦となる2回戦で世界ランク95位の
J・ダックワース(オーストラリア)と予選勝者のどちらかと対戦。添田は1回戦で予選勝者と対戦する。
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