テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、予選1回戦で
クルム伊達公子(日本)を破った世界ランク122位の
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)は第21シードの
M・キーズ(アメリカ)に6-3, 4-6, 1-6の逆転で敗れ、四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
この試合、ゴヴォルツォバは一球一球声を出す気迫あるプレーで第1セットを先取。しかし、第2セットを落としてからはキーズに試合の主導権を握られてしまい、4回戦敗退となった。
ゴヴォルツォバは今大会の予選1回戦でクルム伊達を破り勢いに乗って予選突破。本戦では2回戦で第25シードの
A・コルネ(フランス)らを破る快進撃で、グランドスラム初のベスト16進出を決めた。これまでの四大大会自己最高成績は2008・2009年の全仏オープン、2012年の3回戦進出だった。
一方、勝利したキーズは今年の全豪オープンで
P・クヴィトバ(チェコ共和国)や
V・ウィリアムズ(アメリカ)を破り、グランドスラム初のベスト4進出を果たしている。ウィンブルドン初のベスト4進出をかけて、第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と第28シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)の勝者と準々決勝で対戦する。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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