テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク94位の
土居美咲(日本)は第17シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)に6-3, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、2年連続の初戦突破とはならなかった。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、第1セットの第2ゲームで土居はブレークを許すも、続く第3ゲームでキレのあるフォアハンドを武器にすぐさまブレークバックする。その後は試合の流れを掴み、第1セットを先取。
しかし、第2セットは第7ゲームで痛恨のスマッシュミスを犯したことが影響し、このセットを落としてしまう。第3セットに入るとスイトリナにリードされた土居はラケットを投げるなど精彩を欠き、試合の流れを引き戻すことがき出来ずに初戦敗退となった。
両者は昨年のウィンブルドン1回戦でも対戦し、その時は土居が勝利していた。
24歳の土居は、今年の全仏オープンでは初勝利をあげ、2回戦では元女王の
A・イバノビッチ(セルビア)をあと一歩まで追い込んだ。
2011年のウィンブルドンでは予選から本戦3回戦まで勝ち進む快進撃をみせた。これは土居のグランドスラム自己最高成績となっている。
一方、勝利したスイトリナは、2回戦で
C・デラクア(オーストラリア)と
T・パスゼック(オーストリア)の勝者と対戦する。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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