男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は18日、シングルス4回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が第13シードの
G・シモン(フランス)を6-2, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
両者は今回が8度目の対戦となり、ナダルはシモンとの対戦成績を7勝1敗とさらにリードを広げた。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、シモンのサービスを5度ブレークに成功して1時間18分で勝利をおさめた。
ナダルは準々決勝で、第6シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
過去同大会でナダルは、2007年の決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して大会初のタイトルを獲得し、その後は2009年、2013年と計3度の優勝を果たしている。昨年は大会2連覇を狙うも、3回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に敗れて4回戦進出を前に姿を消した。
《ナダル優勝の記事はこちら》今大会は初戦となる2回戦で
I・セイスリン(オランダ)、3回戦で
D・ヤング(アメリカ)を下して2年ぶり9度目の4回戦進出を決め、今回シモンに勝利してベスト8進出となった。
《ナダル 2年ぶり9度目の4回戦》先日行われたアルゼンチン・オープンで、ナダルは昨年の全仏オープン以来約9ヶ月ぶりで今季初の優勝を飾っており、今回は2大会連続優勝を狙う。
一方、敗れたシモンは、初戦となる2回戦で
M・ジャジーリ(チュニジア)、3回戦で予選勝ち上がりの
M・ベレー(ドイツ)を下しての勝ち上がりとなり、同大会2012年以来3年ぶりのベスト8進出を狙うもナダルに敗れて4回戦敗退となった。
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