11月21日から23日にかけてフランスはリールで開催されるテニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ決勝は、デビスカップに出場するチームのメンバー変更はないとフランスとスイス両国のチームが発表した。
フランスチームは
JW・ツォンガ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
J・ベネトー(フランス)、
R・ガスケ(フランス)を再び選択したが、同国3位の選手である
G・シモン(フランス)を控え選手にしたという。
スイスキャプテンのセヴェリンルティは、決勝まで共に勝ち抜いてきた
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)、
M・キウディネッリ(スイス)、M・ランマ―(スイス)を再び選んだ。
「彼らには選手が少ないということを我々は知っている。しかし、本番が始まる前、すなわち木曜日までには全てが変わる可能性がある。だから、私はこの発表は意味がないと思う。私は、金曜日に誰と戦うのかそれにしか興味ないんだ」とフェデラーが言った。
9月に行われた準決勝でディフェンディング・チャンピオンであるチェコを4-1で下した時、ガスケとツォンガがシングルスで1勝ずつ獲得し、そしてダブルスでもペアを組んで勝利を果たし、フランスに3-0という圧倒的なリードを与えた。
控えとなったシモンは、先月行われた上海マスターズファイナルでフェデラーに敗れるも準優勝を飾っており、シモンの調子は選ばれるには十分だった。
「ややこしいですよ。どの選手もレベルや結果的に、相手選手と戦うのに見合っている。しかし、私は選択しなければならなかったのです。」とフランスキャプテンの
A・クレマン(フランス)がコメントした。
「しかし、それはシモンを4人の代表に選ばないということではありません。というのは抽選の前にチームを完全に変えることができるからです。誰かが怪我をしたりすれば、シモンをコートに行かせることに全然抵抗ありません。」と続けた。
クレマンがベネトーなきのダブルスはキツイかもしれないという意見を述べている。
「みんなが好調で、特にベネトーは現在行われているATPワールド・ツアー・ファイナルに出場している。」とクレマンが言い、「やっぱり、確定するまでにはもっと情報が必要だと思っています。」と続けた。
さらに「我々には一体感という武器があります。」と話した。
デビスカップファイナルはフランスのスタッド・ピエール=モーロワのインドアクレーで開催される。
フランスは10度目のタイトルを狙っている一方で、1992年の同大会決勝でアメリカに敗れたスイスは初の優勝を目指している。
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