男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード、賞金総額約652万ドル/優勝賞金約80万ドル)は8日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が若干21歳の
D・ティエム(オーストリア)を6-3, 6-4で一蹴して3回戦へ駒を進めた。
この日の勝利で中国国内での成績を26連勝へ伸ばしたジョコビッチは、現在トップ50の中で最年少のティエムとの初対戦を1時間28分のストレートで下した。
「最初から気を付けてプレーをしなければならなかった。彼(ティエム)はいきなり215キロのサービスを最初のサービスゲームで打って来たんだからね。彼はどんどん攻めて来た。彼はまだ若いし、センターコートでの試合なんて、輝けるチャンスなんだからね。」とジョコビッチは、対戦相手のティエムについて語っていた。
ジョコビッチは3回戦で第16シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-2のストレートで下した
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。
ジョコビッチは、過去同大会で2009・2010年と2度ベスト4進出を果たし、2012年は決勝で
A・マレー(英国)を、2013年は
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を下して大会2連覇を達成。今回は大会3連覇と、先週のチャイナ・オープン男子に続いて2週連続の優勝を狙う。
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