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男子テニスツアーのスウェーデン・オープン（スウェーデン/バスタッド、クレー）は１１日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）が昨年覇者で第７シードのＣ・ベルロク（アルゼンチン）に3-6, 3-6のストレートで敗れ、ベスト８で姿を消した。

この試合、フェレールはファーストサービスが入った時に獲得するポイントの確率が第１セットで５０パーセント、第２セットで３７パーセントと低かった。また、ベルロクのサービスゲームを試合を通して２度ブレークに成功するも、それを上回る５度のブレークを許して１時間２４分で敗退となった。

フェレールは過去同大会で、２００７年に優勝を果たしており、今回は２度目の優勝を狙っていた。

クレー巧者のフェレールは今大会２回戦、Ｖ・ハネスク（ルーマニア）との対戦で攻撃的なフォアハンドウィナーを放ち、ハネスクを圧倒するプレーを披露していた。

《【映像】フェレールの圧倒的ウィナー》

しかし、今回は昨年覇者であるベルロクの２連覇を阻んで、大会２度目の優勝を狙うもベスト８で敗退となった。

一方、世界ランク７位のフェレールに勝利したベルロクは、昨年の同大会決勝戦でＦ・ベルダスコ（スペイン）に勝利して大会初の優勝を飾っていた。

また、６月の全仏オープンでは、１回戦で元王者Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）を下す活躍を見せていた。

２連覇を狙うベルロクは、準決勝で第５シードのＪ・ソウサ（ポルトガル）と対戦する。