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男子テニスツアーでウィンブルドンの前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープン（ドイツ/ハーレ、芝）が６月９日から開催され、錦織圭（日本）が第４シードで登場する。

今回上位シード勢は１回戦免除となっているため、錦織は２回戦からの登場となる。２回戦は、元世界ランク７位のＧ・モンフィス（フランス）とＢ・ベッカー（ドイツ）の勝者と対戦する。

モンフィスと錦織は過去に１度も対戦したことがなく、モンフィスが１回戦勝利した場合は、両者は初めて対戦することとなる。

元世界ランク７位のモンフィスは、現在行われている全仏オープンで、準々決勝でＡ・マレー（英国）に敗れるも、ベスト８進出を果たしていた。

《モンフィス、全仏オープンの記事はこちら》

ベッカーと錦織は過去に２度対戦しており、対戦成績は１勝１敗となっている。ベッカーが１回戦勝利した場合、両者は３度目の対戦となる。

直近の対戦は、２月のアメリカ国際インドアテニス選手権の２回戦で対戦しており、その時は錦織がストレートで勝利している。

《錦織vsベッカーの記事はこちら》

錦織は、現在行われている全仏オープンで第９シードで登場するも、怪我での練習不足でＭ・クリザン（スロバキア）に敗れて１回戦で姿を消していた。

その後は、ウィンブルドンへ向けてトレーニングを開始し、全仏オープン後すぐにゲリー・ウェバー・オープンが開催されるハーレに現地入りしており、クレーコートからこれから始まる芝のコートでの練習を開始していると自身のブログに綴っていた。

《錦織圭「この1週間は修行」》

その他の上位シードは、第１シードにＲ・ナダル（スペイン）、第２シードにＲ・フェデラー（スイス）、第３シードにＭ・ラオニチ（カナダ）、第５シードにＲ・ガスケ（フランス）、第６シードにＭ・ヨージニ（ロシア）、第７シードにＴ・ハース（ドイツ）、第８シードにＪ・ヤノヴィッツ（ポーランド）が登場する。

シード勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は準々決勝でハースと対戦し、準決勝ではフェデラーと対戦する。