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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのA・マレー(英国)と第23シードのG・モンフィス(フランス)が対戦する。
両者は過去に5度対戦しており、対戦成績は3勝2敗とマレーがリードしている。
直近の対戦は、2010年のBNPパリバ・マスターズでその時はモンフィスが勝利している。クレーコートでの対戦成績は1勝1敗となっている。
世界ランク8位のマレーは、今回1回戦でA・ゴルベフ(カザフスタン)、2回戦でM・マトセビッチ(オーストラリア)を下し、3回戦では第28シードのP・コールシュライバー(ドイツ)を2日に渡るフルセット戦の末に勝利、4回戦で第24シードのF・ベルダスコ(スペイン)を下しての勝ち上がりとなっている。
また、過去の全仏オープンでマレーは、2011年のベスト4進出が最高成績で、最後に出場した2012年はベスト8入りを決めていた。昨年の全仏オープンは、腰の怪我を理由に欠場しており、今回は2年ぶりの出場となっている。
《マレー、腰の怪我の記事はこちら》
一方、マレーと対戦する地元期待のモンフィスは、過去の同大会で2008年に準決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れるも、ベスト4入りを果たしており、今回は2度目の準決勝進出を狙う。
また、2月の南フランス・オープン決勝で、大会2連覇を狙うR・ガスケ(フランス)を下し、今季初のタイトル獲得とキャリア通算5勝目をあげた。
《モンフィス優勝の記事はこちら》
今大会モンフィスは、1回戦でV・ハネスク(ルーマニア)、2回戦でJ・シュトルフ(ドイツ)、3回戦で第14シードのF・フォニュイーニ(イタリア)、4回戦で第3シードのS・ワウリンカ(スイス)を下したG・ガルシア=ロペス(スペイン)を下して、マレーとの対戦となった。
全仏オープンはフランスで行われており、モンフィスはフランス人選手で唯一の勝ち残りたなった。その他、今大会に出場している上位のフランス人選手は、第12シードにR・ガスケ、第13シードのJW・ツォンガ(フランス)、第29シードのG・シモン(フランス)、N・マウー(フランス)、J・ベネトー(フランス)、J・シャーディ(フランス)らが出場していたが、敗退となっている。
マレーとモンフィスの対戦は、日本時間6月4日に行われ、第2試合に組まれている。
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