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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が A・ネドビエソッフ(ウクライナ)を6-7 (4-7), 6-4, 7-5, 6-3の逆転で下し、3回戦進出を決めた。
この試合、ベルディフはファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ネドビエソッフのサービスゲームを5度のブレークに成功して2時間54分で勝利をおさめた。
世界ランク6位のベルディフは、試合中にスタンドで騒いでいた子供へ対しての主審の対応に立腹していた。
試合の主審をしていたマリヤナ・ヴェリョビッチさんへの不満を露にしたベルディフは「子供は子供。いつも楽しんでいるもの。大きな声だって出すけど、自分がいらついてしまったのは主審に対してなんだ。」と語った。
「彼女はきっとあまり経験がなかったんじゃないかな。あの状況をおさえる事が出来なかった。何かしようとした時だって正しいタイミングではなかった。対戦相手がサーブをしようとしている時だったりね。」と、主審への不満を表していた。
ベルディフは、3回戦で第27シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
ベルディフの同大会での最高成績は、2010年準々決勝でM・ヨージニ(ロシア)を下してベスト4入りを決めた時が最高成績となっており、昨年は1回戦でG・モンフィス(フランス)に敗れて姿を消していた。
《ベルディフvsモンフィスの記事はこちら》
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