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女子テニスツアーのリオ・オープン女子(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー)は23日、シングルス決勝が行われ、第5シードで22歳の奈良くるみ(日本)が第1シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)を6-1, 4-6, 6-1のフルセットで下し、WTAツアー初のタイトルを獲得した。
《ツアー初優勝の奈良くるみ「とても嬉しい」<リオ・オープン女子>》
今年の全豪オープンで大会初の3回戦進出を果たした奈良くるみは、その後に発表された世界ランキングで日本勢女子トップにのぼりつめた。
《奈良くるみ、自己最高と日本勢女子トップ確定<全豪オープン>》
だが、奈良くるみにとってクレーコートは苦い思い出があった。
今月に行われた国別対抗戦フェドカップ ワールドグループ2部1回戦 日本対アルゼンチンに奈良くるみはエースとして出場するも、クレーコートでシングルス2敗を喫してしまった。
結果、日本チームは通算1勝3敗で敗れ、4月19・20日にオランダとワールドグループ2部残留をかけて対戦する事になった。
《日本敗れる、通算1勝3敗<フェドカップ>》
しかし、今回は1回戦でシェ・シュイェン(台湾)、2回戦でA・フリードサム(ドイツ)、準々決勝でL・ドミンゲス=リノ(スペイン)、準決勝でN・ボルネット(イタリア)、そして決勝でザコパロバに勝利して、ツアー初優勝を決めた。
準決勝を終えた時、ハードコートを好む奈良くるみは「とても驚いている。それはクレーだから。」と話しており、本人もクレーコートでの勝利に驚きを隠せていなかった。
現在22歳の奈良くるみ、今後も日本を牽引する事は間違いない。
またクルム伊達公子(日本)、森田あゆみ(日本)、土居美咲(日本)、尾崎里紗(日本)、石津幸恵(日本)らの活躍にも期待がかかる。
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