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男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、ハード)は16日、シングルス決勝が行われ、ディフェンディングチャンピオンで第1シードの錦織圭(日本)がビッグサーバーのI・カルロビッチ(クロアチア)を6-4, 7-6 (7-0)のストレートで下し、2連覇達成と4度目のツアー優勝を飾った。試合後、錦織は喜びを語った。
《再放送、錦織2連覇達成の瞬間<アメリカ国際インドアテニス選手権>》
「とにかく驚いている。これが初めてのタイトル防衛。」と、錦織。
これまで錦織は2008年のデルレイ・ビーチ選手権、2012年の楽天ジャパン・オープン、2013年のアメリカ国際インドアテニス選手権で優勝しており、今回で4度目のタイトル獲得。
「いつもここに戻ってくる事を楽しみにしている。」
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権では、1セットも落とない完璧なプレーで優勝していた。今年は準々決勝で1セット落とすも、決勝では完璧なプレーを披露した。
今回錦織は、ワイルドカード(主催者推薦)での出場だった。
大会に向けて、錦織は「このような機会を与えてくれて感謝しています。」と、話した。
決勝戦、錦織は過去2連敗しているカルロビッチに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開。カルロビッチのサービスゲームでは20本のサービスエースを決められるも、9度のブレークチャンスから1ブレークに成功し、1時間30分で2連覇を決めた。
《錦織が貫禄の優勝、2連覇達成と4度目のツアータイトル獲得<アメリカ国際インドアテニス選手権>》
《2連覇の錦織、苦手なビッグサーバー克服<アメリカ国際インドアテニス選手権>》
【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
<2014年>
・1回戦 bye
・2回戦 勝利 B・ベッカー(ドイツ) 6-4, 6-4
・準々決勝 勝利 A・ボゴモロフJR(ロシア) 3-6, 6-3, 6-2
・準決勝 勝利 M・ラッセル(アメリカ) 6-3, 6-2
・決勝 勝利 I・カルロビッチ 6-4, 7-6 (7-0)
<2013年>
・1回戦 勝利 I・マルチェンコ(ウクライナ) 6-4, 7-5
・2回戦 勝利 D・ヤング(アメリカ) 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利 M・チリッチ(クロアチア) 6-4, 6-2
・準決勝 勝利 M・マトセビッチ(オーストラリア) 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利 F・ロペス(スペイン) 6-2, 6-3
<2011年>
予選1回戦 勝利 A・ボゴモロフJR 2-6, 6-4, 6-3
予選2回戦 敗退 J・ハイェク(チェコ共和国) 3-6, 1-6
<2009年>
・1回戦 敗退 M・バグダティス(キプロス) 5-7, 3-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 Al・クズネツォフ(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選2回戦 敗退 B・レイノルズ(アメリカ) 2-6, 0-3, 途中棄権
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