女子テニスツアーのKDB韓国オープン(韓国/ソウル、ハード)は22日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が第3シードの
A・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-7 (6-8), 6-3, 6-4の逆転で下し、キャリア通算13度目のタイトルを獲得すると同時に、現在開催中の東レ・パンパシフィック・オープンへ弾みをつけた。
決勝戦、世界ランク4位のラドワンスカは第1セットを落とすも、10本のダブルフォルトを犯すパブリュチェンコワの隙をつき22度のブレークチャンスから6度のブレークに成功し、2時間45分で逆転勝利を収めた。
ラドワンスカは、東レ・パンパシフィック・オープンに第2シードでエントリーしており、2回戦から登場する。初戦となる2回戦で
F・スキアボーネ(イタリア)と
A・ウズニアッキ(カナダ)の勝者と対戦する。
24歳のラドワンスカは2011年の東レ・パンパシフィック・オープンで優勝を飾っており、2012年は2年連続で決勝進出を果たすも
N・ペトロワ(ロシア)に敗れ準優勝に終わった。
また、今大会には
クルム伊達公子(日本)も出場し、2回戦で第2シードの格上
M・キリレンコ(ロシア)に快勝するなどでベスト8へ駒を進めてた。
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