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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額23万5千ドル、ハード)は11日にシングルス2回戦8試合を行い、第1シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)が土居美咲(日本)を6-2, 7-5のストレートで下しベスト8進出を決めた。
奈良くるみ(日本)も1回戦でヨバノフスキと対戦していたがストレートで敗れ、女子日本勢は第1シードの壁を崩すことは出来なかった。
優勝候補筆頭のヨバノフスキは、準々決勝で第7シードのG・ウォスコボエワ(カザフスタン)と対戦する。ウォスコボエワはこの日、J・グラスコ(イスラエル)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
今大会WTAツアー初の本戦入りとなった19歳の尾崎里紗(日本)もこの日に2回戦を行ったが、N・ボルネット(イタリア)に4-6, 6-3, 6-7 (4-7)となる接戦の末に敗れ、悔しい2回戦敗退となった。
ITFサーキットを中心に活動を続けていた尾崎里紗は、昨年プロ転向をしたばかりながらHEAD japanと契約を交わすなど、若手選手として期待が集まっている。その後は着実にポイントを稼ぎ、8月には世界ランクをトップ200位内とした尾崎里紗、全米オープン予選1回戦でC・ジョルジ(イタリア)にストレートで敗れるも、グランドスラム初挑戦という経験も大きな糧となっている。
今大会で尾崎里紗は、予選2試合を勝ち抜き、本戦1回戦では同じく予選を勝ち抜いたK・コズロワをストレートで撃破、初めてのWTAツアー本戦を白星で飾っていた。
プロ転向、スポーツメーカーとの契約、トップ200ランクイン、グランドスラム予選初出場、WTAツアー初勝利と、大きな成果ではないものの、この1年で確実に成長を見せている尾崎里紗は、来シーズンにもその活躍に期待をしていきたい。
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この日行われた試合結果は以下のとおり。
○Y・モイスバーガー(オーストリア)(3) vs. ●P・ツェトコフサ(チェコ共和国), 7-5, 6-4
○G・ウォスコボエワ(7) vs. ●J・グラスコ, 6-3, 6-1
●I・C・ベグ(ルーマニア)(6) vs. ○M・トッロ=フロール(スペイン), 1-6, 5-7
●D・ヴェキッチ(クロアチア)(4) vs. ○O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-7, 3-6
○A・カダントゥ(ルーマニア)(5) vs. ●N・キチェノク, 6-1, 6-3
●V・ドロンチ(セルビア) vs. ○M・ミネッラ(ルクセンブルグ), 6-4, 4-6, 3-6
○B・ヨバノフスキ(1) vs. ●土居美咲, 6-2, 7-5
○N・ボルネット vs. ●尾崎里紗, 6-4, 3-6, 7-6
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