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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第8シードのR・ガスケ(フランス)が第4シードのD・フェレール(スペイン)を6-3, 6-1, 4-6, 2-6, 6-3の激闘の末に下し、大会初のベスト4入りを決めた。
試合後、ガスケは「例えセットカウント2ー0とリードしても、対戦相手はフェレール。彼(フェレール)は諦めないファイターだから、それで終わったわけではなかった。」と、コメント。
「もちろん勝利に近づいているとは思ったけど、勝ち抜くまで必死で戦った。ファイナルセットで5ー3とリードした時は、ここ全米オープンでの準決勝進出が目前でちょっと緊張してしまった。でも何とか勝ちきれたし、自分にとって大きな勝利だった。」
ガスケはこれが2007年のウィンブルドンに次いで自身2度目のグランドスラムでのベスト4進出となった。これはオープン化以降、全米オープンではフランス人男子として1993年に準優勝を飾ったC・ピオリーヌ(フランス)以来2人目の快挙となった。
27歳のガスケは4回戦でM・ラオニチ(カナダ)にマッチポイントを握られながらもフルセットの逆転で勝ち上がった。それ以前は11度もグランドスラム4回戦で敗退していた。
「正直、ラオニチ戦の後はちょっと疲れも感じていた。4時間30分も試合をしていたんだからね。それでもまた同じような接戦を戦えるとわかっていた。今日の朝はそれほど疲労感がなく、試合も攻撃的にいかなければならないと思っていた。」
「今日は、バックハンドからのショットがとても効果的だった。試合の鍵になったと思う。ストレートに良いショットを打てていた事が良かった。サーブが好調で、これくらいバックハンドも良いと、良いテニスが出来る。」
ガスケはグランドスラム自身初の決勝進出をかけて、第2シードのR・ナダル(スペイン)と準決勝で対戦する。ナダルはこの日、第19シードのT・ロブレド(スペイン)との同胞対決を6-0, 6-2, 6-2のストレートで制して4強入りを果たした。
《全米オープン 対戦表》
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