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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は26日、シングルス1回戦が行われ、第11シードの錦織圭(日本)は予選から勝ち上がった世界ランク179位のD・エヴァンス(英国)に4-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れ、まさかの初戦敗退を喫した。世界ランク12位の錦織は、今大会でグランドスラム自己最高の第11シードで出場していた。
第1セットの序盤で錦織は、エヴァンスのサービスゲームをブレークしてリードするもブレークバックを許してしまう。そして、ゲームカウント4-5の第10ゲームで錦織は、第1セットだけで4本目のダブルフォルトを犯すなどによりエヴァンスにブレークされ、このセットを落としてしまう。
第2セットも第1セット同様第10ゲームでブレークされた錦織は、セットカウント0-2と2セットダウンの状況に追い込まれる。
第3セット、凡ミスを続けて犯した錦織は、その後も試合のリズムを掴めずに初戦で姿を消した。
錦織がグランドスラム初戦で敗れるのは、2011年の全米オープン以来2年ぶりの事となった。
錦織が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第19シードのT・ロブレド(スペイン)、4回戦では第7シードでグランドスラム歴代最多17度の優勝を誇るのR・フェデラー(スイス)と対戦する可能性があった。
【錦織圭 全米オープン戦歴】
<2013年>
・1回戦 敗退 D・エヴァンス 4-6, 4-6, 2-6
<2012年>
・1回戦 勝利 G・アンドレオシ(アルゼンチン) 6-1, 6-2, 6-4
・2回戦 勝利 T・スミチェク(アメリカ) 6-2, 6-2, 6-4
・3回戦 敗退 M・チリッチ(クロアチア) 3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6
<2011年>
・1回戦 敗退 F・チポッラ(イタリア) 4-6, 2-6, 途中棄権
<2010年>
・予選1回戦 勝利 P・カプデビル(チリ) 6-3, 5-7, 6-2
・予選2回戦 勝利 A・クドリャフツェフ(ロシア) 6-3, 7-6 (7-1)
・予選3回戦 勝利 F・ダンチェビッチ(カナダ) 6-4, 6-1
・1回戦 勝利 E・コロレフ(ロシア) 7-6 (7-0), 5-2, 途中棄権
・2回戦 勝利 M・チリッチ 5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1
・3回戦 敗退 A・モンタネス(スペイン) 2-6, 1-2, 途中棄権
<2008年>
・1回戦 勝利 J・モナコ(アルゼンチン) 6-2, 6-2, 5-7, 6-2
・2回戦 勝利 R・カラヌシッチ(クロアチア) 6-1, 7-5, 途中棄権
・3回戦 勝利 D・フェレール(スペイン) 6-4, 6-4, 3-6, 2-6, 7-5
・4回戦 敗退 J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) 3-6, 4-6, 3-6
<2007年>
・予選1回戦 勝利 P・アムリトラジ(インド) 3-6, 6-1, 6-4
・予選2回戦 敗退 B・パウ(ドイツ) 2-6, 4-6
《全米オープン 対戦表》
《錦織圭特集「Project10」》
《錦織圭 世界ランキング一覧》
《錦織圭 写真一覧》
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