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男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は19日にシングルス2回戦と1回戦が行われたが、第1シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と大会2連覇を誇るJ・アイズナー(アメリカ)がそれぞれ棄権を申し出る波乱の1日となった。
今シーズン未だ無冠ながら3年以上トップ10に君臨するベルディフ、前週のW&Sマスターズで準優勝を飾ったアイズナーは、どちらもそのW&Sマスターズで優勝したR・ナダル(スペイン)に敗れていた。
しかし、W&Sマスターズでベスト4となったベルディフは今週発表の世界ランキングで自己最高ランクとなる5位を記録、アイズナーも順位を8つあげて同14位と、ハードコートシーズンでの調子をあげている。
また、昨年の本大会決勝で顔を合わせていた両者は、2時間27分に及ぶ激闘の末、アイズナーがベルディフを3-6, 6-4, 7-6 (11-9)で下して大会2連覇を達成していた。
その2人が急遽大会から姿を消した中、第6シードのS・クエリー(アメリカ)がG・ガルシア=ロペス(スペイン)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で退け、苦戦するも順当にベスト16入りを決めた。クエリーは第11シードのJ・ニエミネン(フィンランド)とM・フィッシュ(アメリカ)の勝者と準々決勝で対戦する。
33歳ベテランのJ・ブレークはこの日に1回戦を行い、アメリカ若手のR・ウィリアムズ(アメリカ)を6-1, 7-5のストレートで圧倒、同胞対決を制して2回戦へ駒を進めている。
大会3連覇を逃したアイズナーは股関節の怪我を理由に、自己最高ランクを更新したばかりのベルディフは右肩の痛みを理由に今大会からの欠場を決めたことを明かしており、来週開幕する全米オープンへに向けて調整が急がれる。
ベルディフに替わってD・クドラ(アメリカ)が、アイズナーに替わってJ・ソウザ(ブラジル)が、それぞれラッキールーザーとして本戦入りとなっている。
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この日行われた試合結果は以下の通り。
(2回戦)
○S・クエリー(6) vs. ●G・ガルシア=ロペス, 4-6, 6-3, 6-4
●P・アンドゥハル(スペイン)(16) vs. ○ルー・イェンスン(台湾), 4-6, 3-6
●L・ロソル(チェコ共和国)(12) vs. ○R・ハース(オランダ), 4-6, 6-3, 5-7
(1回戦)
○R・ベランキス(リトアニア) vs. ●K・ド=シェッパー(フランス), 7-6, 6-4
●L・マイェール(アルゼンチン) vs. ○G・ペラ(アルゼンチン), 6-7, 6-7
○S・ジョンソン(アメリカ) vs. ●B・レイノルズ(アメリカ), 6-1, 6-2
○D・ヒメノ=トラベール(スペイン) vs. ●E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 7-6, 7-6
○D・ゴファン(ベルギー) vs. ●J・ソック(アメリカ), 4-6, 6-3, 1-0 (途中棄権)
●F・ニールセン(デンマーク) vs. ○R・バウティスタ=アグ(スペイン), 1-6, 3-6
●R・ウィリアムズ vs. ○J・ブレイク(アメリカ), 1-6, 5-7
○G・ルファン(フランス) vs. ●D・イストミン(ウズベキスタン), 6-4, 3-6, 6-3
○N・マウー(フランス) vs. ●L・クボット(ポーランド), 6-3, 6-1
○T・デ=バッカー(オランダ) vs. ●I・セイスリン(オランダ), 3-6, 6-4, 6-4
●M・ラッセル(アメリカ) vs. ○T・スミチェク(アメリカ), 4-6, 7-6, 4-6
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