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女子テニスの国別対抗戦として知られるフェドカップの日本女子代表チーム監督として元世界ランカーの吉田友佳(日本)氏が就任した。女性が監督に就任するのは兼城悦子氏(現役時代は旧姓井上)以来11年ぶり、女性4人目となる。
吉田友佳氏はジュニア時代に全日本ジュニア選手権で優勝、ウィンブルドンジュニアのダブルス準優勝、全米オープンジュニアではシングルスとダブルスで準優勝を飾る実績を持つ。
その後もWTAツアー大会でもタイトルを獲得、グランドスラムでも多くの出場経験を重ね、自己最高世界ランク52位を記録し日本女子テニス界を牽引していた吉田氏だったが、2005年全米オープン予選を最後に現役生活に終止符を打ち、現在はテレビ解説や日本テニス協会の活動を通じてテニスの普及活動を行っている。
その吉田友佳氏が、フェドカップ監督としての意気込みを語った。
「常にジュニアたちに挑戦する気持ちを持ち続けないといけない、自分を高める努力をしないといけないと話してきています。重責ではありますが、日本テニスの強化と発展のため貢献できる機会を頂いた以上、精一杯フェド監督として頑張りたいと思います。」
フェドカップ日本女子代表チームは、昨年4月に行われたワールドグループ1部の入れ替え戦でベルギーに4勝1敗で勝利し、2007年以来となるワールドグループ1部昇格を果たした。当時、ロンドン・オリンピックでもテニスの日本代表監督を務めた村上武資氏が監督となっていた。
しかしその翌年、2013年2月にワールドグループ1部の1回戦でロシアと対戦するも2勝3敗で敗れ、ワールドグループ入替え戦(プレーオフ)に望みをつなぐこととなった。
残留に期待がかかるプレーオフは、今年の4月にスペインと対戦するも、0勝4敗の完敗となりワールドグループ2部に降格することが決まった。
そして今回、これまで監督を務めた村上武資氏に替わって、元世界ランク52位の吉田友佳氏が新監督に就任することとなった。
ワールドグループ1部復帰をかけて日本女子代表チームは、来年2月に行われる1回戦でアルゼンチンと対戦することが決まっている。
アルゼンチンの主要メンバーは世界ランク71位のP・オルマエチェア(アルゼンチン)、同195位のM・イリゴレン、同235位のF・モリネロ、同453位のM・オルーとなっている。(世界ランクは8月19日時点のもの)
同じグループではカナダとセルビア、スウェーデンとポーランド、フランスとスイスがそれぞれ1回戦で対戦し、ワールドグループ1部昇格を争う。
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