HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は30日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場の世界ランク94位J・ソック(アメリカ)が同59位のI・セイスリン(オランダ)を6-4, 6-2のストレートで下し、2回戦で第2シードの錦織圭(日本)との対戦を決めた。
トップ10入り目前の錦織との対戦について、ソックは「もちろん、ありがたい事さ。」と、コメント。ソックと錦織は、今回が初対戦となる。
この日のソックは、セイスリン相手に1度もブレークポイントを握らせない完璧なサービスゲームを展開し、第1セットで1度、第2セットでも2度のブレークに成功するなど、わずか47分で勝利を収めた。
「もしベストのプレーが出来たら、トップ選手達と対抗出来るショットを打てると思っている。」とソックは、自身のプレーに好感触を持っていた。
20歳のソックは、まだプロとしての生活に十分慣れてはいないが、こうして試合に勝利すると詰め掛けた観客から求められるサインに応じたり、一緒に写真を撮ったりした。
「勝利する事は、何より最高の気分だね。」
今大会はシード勢16選手が1回戦を免除されているため、第2シードの錦織はソックとの2回戦が初戦となる。錦織とソックの2回戦は、現地31日のスタジアム・コートのナイトマッチに予定されている。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
【2回戦】
●A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(9) vs. ○S・デウバーマン(インド), 3-6, 6-7 (4-7)
○B・トミック(オーストラリア)(14) vs. ●D・ゴファン(ベルギー), 6-1, 6-3
○S・クエリー(アメリカ)(6) vs. ●D・イストミン(ウズベキスタン), 4-6, 6-3, 7-6 (11-9)
○G・ディミトロフ(ブルガリア)(11) vs. ●X・マリス(ベルギー), 7-6 (7-4), 6-4
○M・ラオニチ(カナダ)(4) vs. ●S・グロス(オーストラリア), 7-5, 6-4
●N・ダビデンコ(ロシア)(15) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 4-6, 5-7
○M・バグダティス(キプロス)(16) vs. ●L・ラコ(スロバキア), 6-7 (2-7), 6-2, 6-4
【1回戦】
●A・ボゴモロフJR(ロシア) vs. ○Al・クズネツォフ(アメリカ), 6-3, 4-6, 3-6
●I・セイスリン vs. ○J・ソック, 4-6, 2-6
○D・ツルスノフ(ロシア) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 7-6 (7-5), 7-5
●L・ヒューイット(オーストラリア) vs. ○R・ハリソン(アメリカ), 3-6, 5-7
●杉田祐一(日本) vs. ○J・ダックワース(オーストラリア), 2-6, 2-6
●G・ゼミヤ(スロベニア) vs. ○T・スミチェク(アメリカ), 1-6, 7-6 (10-8), 1-6
【錦織圭 シティ・オープン男子戦歴】
<2010年>
・予選1回戦 勝利 A・オレ(アメリカ) 6-3, 6-1
・予選2回戦 勝利 K・アンダーソン(南アフリカ) 4-6, 7-6 (7-4), 6-4
・1回戦 敗退 I・クニツィン(ロシア) 2-6, 3-6
<2007年>
・1回戦 勝利 T・ガバシュビリ(ロシア) 7-6 (7-4), 6-3
・2回戦 敗退 J・ベネトー(フランス) 2-6, 3-6
《シティ・オープン男子 対戦表》
《錦織圭特集「Project10」》
■関連記事■
《錦織が勝利した場合、3回戦は元世界8位<シティ・オープン男子>》
《世界のCNNが錦織圭を独占インタビュー、次なる野望とは》
《錦織が第1シードらと練習、4カ月ぶりハードコート戦に向けて<シティ・オープン男子>》
《【コラム】「トップ10入り」に向け、錦織圭がハードコートシーズンへ》
《自己最高タイの錦織「やっと良くなってきました」<世界ランキング>》
(翻訳・記事/弓削忠則)
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.