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女子テニスツアーのブダペスト・グランプリ(ハンガリー/ブダペスト、賞金総額23万5千ドル、レッドクレー)は14日にシングルス決勝が行われ、第3シードのS・ハレプ(ルーマニア)がシード選手をなぎ倒して勝ち進んできたY・モイスバーガー(オーストリア)を6-3, 6-7 (7-9), 6-1の接戦で下し、見事優勝を飾った。
今年3つ目のタイトルを獲得したハレプは、6月に行われたウィンブルドン前哨戦となるニュルンベルク・オープンで自身初のツアータイトルを獲得すると、その翌週行われたトップシェルフオープン女子でも優勝、2週連続優勝を飾っていた。
本日付けで更新された世界ランキングでは、ハレプが順位を7つあげて自己最高位をまたも更新し23位となった。全仏オープン以後の成績では16勝1敗と絶好調だ。
そのハレプは試合後のインタビューで喜びを露わにしてのコメント。
「本当に良い大会でプレーが出来て、まだ嬉しさでいっぱいなの。ここでは疑いのないものが得られた。このような結果で大会を終えられてとても満足。次の大会も楽しみにしているわ。」
惜しくも準優勝に終わったモイスバーガーだが、今大会の2回戦で第5シードのJ・ラーソン(スウェーデン)、準々決勝で第4シードのA・ベック(ドイツ)、準決勝では第6シードのC・シーパース(南アフリカ)を下す、数々のシードダウンを演出して決勝進出を果たしていた。
ITFサーキットで通算15タイトルを獲得しているモイスバーガーは今年30歳を迎える。ツアー大会では未だ無冠。
晴れてあがった決勝の舞台にモイスバーガーは満足の様子で喜びを語った。
「私たちは今日とても素晴らしい試合が出来たと思う。ここでの試合はとても雰囲気が良かった。試合中、私たちのどちらも応援してくれて、観客のみんながとても素敵だったわ。でも、最後は彼女(ハレプ)が少し上回った。今日の彼女は、本当にタイトルを獲得するに値するわね。」
波乱多き今大会では、第1シードのL・サファロバ(チェコ共和国)、第2シードのA・コルネ(フランス)が1回戦敗退となっていた。
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