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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、第4シードのD・フェレール(スペイン)がノーシードのI・ドディグ(クロアチア)を6-7 (3-7), 7-6 (8-6), 6-1, 6-1の逆転で下し、2年連続のベスト8進出を決めた。
この試合、世界ランク4位のフェレールは同49位のドディグに14本のサービスエースを決められるも、ドディグに1度のブレークを許さない安定したサービスゲームを展開した。そして、5度のブレークに成功したフェレールは、2時間47分で勝利した。
フェレールは準々決勝で、第8シードのデル=ポトロと第23シードのA・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。
今年の全仏オープンでフェレールは、グランドスラムを通して初の決勝進出を果たす活躍をみせた。しかし、その後ウィンブルドンの前哨戦であるトップシェルフオープン男子では第1シードで出場するも、まさかの初戦敗退を喫してしまった。
そして、ウィンブルドンでは1回戦で世界101位のM・アルンド(アルゼンチン)、2回戦では同60位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)にそれぞれ1セットを落とすも勝利。3回戦は第26シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)にフルセットの逆転で勝利していた。
昨年のウィンブルドンでフェレールは、3回戦で2004・2005・2009年に3度の準優勝経験があるA・ロディック(アメリカ)、4回戦でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に勝利し、大会初のベスト8進出を果たしていた。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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